Ho'oponopono ホオポノポノ /

歪んだエネルギーを元の状態に戻す

言葉自体は、簡単に言うと、『歪んだエネルギーを元の状態に戻すこと』を意味しています。実際の奥深い教えは、『愛』と『許し』です。本来、この宇宙に存在するものすべては自然な状態でバランスを保っていますが、誤った思考・痛ましい記憶・周りの環境・他人からの影響など様々な要因によって、不自然な状態となってしまう事態が起きます。それがストレスや病気として心や身体に症状として表れるのだと考えた古代のハワイアンは、何かの原因で曲がったり、歪んだり、ずれてしまったエネルギーを元の自然な状態に戻す方法、つまり
誤りを修正するために、有毒なエネルギーを解放し、愛のエネルギーで満たすことによってすべてが自然な状態に戻り問題が解決し、健康を取り戻し幸せになれる方法
を「Ho'oponopono ホオポノポノ」と呼び、ハワイアンヒーリングのメソッドの一つとして大切に伝承してきました。

Ho'oponoponoの歴史

1.古代ハワイアンに伝承された最初の方法・カフナの智慧

霊能力を持つカフナの指導によって自らの内にあるネガティブ思考・行動を解放し歪んでしまったエネルギーをクレンジングする。カフナは、患者を高次元のエネルギーの源につなぎ歪みの原因となっているエネルギーの流れを愛の波動につなぐことによってホオポノポノを受ける者は愛と許しを体験する。宇宙と一体になったときにすべてが無に戻り、すべてが可能になるという神聖な儀式であった。

2.A.D 1600年頃から1970年代頃まで続いた話し合いによる問題解決法

人口の増加とともに個人の問題は全体の問題であり、全体のバランスが取れた時に初めて問題は根本から解決する、という考え方を基に家族が一堂に集まり、一人一人の意見を聞きながら話し合いをした。1958年にメアリー・カヴェナ・クプイが著書の中で、ハワイに伝わるホオポノポノとは、家族が一緒になって祈り、話し合い、反省し、感謝し、許し合うことによって問題を解決する方法であると紹介。一般の人にもその方法と名前が知られるようになった。 その後自らのホオポノポノ体験を1972年発行の著書にも発表している。

3.セルフアイデンティティ・ホオポノポノ(SITH)

1970年代になってアンテイ・モナ・ナラマク・シメオナが、話し合いによる伝統的なハワイアン式ホオポノポノをよりわかりやすく理解できる方法にアレンジして積極的にワークショップを行う。その教えはモナの弟子としてその方法を学んだアール・パーマイ・テン氏に引き継がれ、ハワイ中に受け入れられて ゆく。 その後アンティ・モナのワークショップにスタン・ヒューレン氏(イハレアカラ・ヒューレン氏)が加わり、アンティ・モナの没後、個人レベルで行えるセルフ アイデンティティ・ホオポノポノとして確立。 2006年に映画「シークレット」にも出演したジョー・ヴィターリ氏がインターネット上でヒューレン氏について語った記事がきっかけとなりハワイを超えて他の国の自己啓発、ヒーリング関係に携わる人々の共感を得、 『セルフアイデンティティー・ホオポノポノ』という名前が世界中に広まる。2008年、ヒューレン氏とヴィターリ氏の著書が日本語に翻訳されたことをきっかけに『セルフアイデンティティ・ホオポノポノ』が日本でも注目されるようになる。その後ヒューレン氏は日本に来日、積極的にワークショップを行い、現在マスコミでも活躍中。

ロミロミプログラム